2010-07-18から1日間の記事一覧

メルヴィル『白鯨』吉川節子『印象派の誕生』

)メルヴィル『白鯨』 いま環境保護の視点から捕鯨禁止が論議されている。だが19世紀はアメリカをはじめ西欧では捕鯨が盛んだった。エネルギー源として鯨油が重要視された。現代の石油争奪の相似を思ってしまう。日本開国は捕鯨基地の確保というアメリカの…

村上陽一郎『科学者とは何か』シュンペーター『租税国家の危機』

村上陽一郎『科学者とは何か』『人間にとって科学とは何か』 2010年度民主党政権下、予算の事業仕分けが行われ次世代スパコンなど科学予算が大幅に削減され、優遇からの転落は科学界に衝撃を与えた。現代社会における科学とは何かを考えさせる本が村上氏…