2016-01-22から1日間の記事一覧

乗松亨平『ロシアあるいは対立の亡霊』

乗松享平『ロシアあるいは対立の亡霊』 ソ連解体以後のウクライナ危機までのロシア現代思想を、探究した力作である。乗松氏の問題意識は鋭い。1991年冷戦終結により、東西対立、資本主義と共産主義の二項対立の亡霊が復活し、1968年の権力対反権力の…