紀貫之『土佐日記』 平安朝のこの日記は、紀行・日記文学として有名である。読んでみて、本当に紀行日記なのか疑問に思った。タブッキ『インド夜想曲』のように、精緻な虚構のうえに、人工的・遊戯的に創作された幻想文学ではないかと思った。紀行に必要な新…
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