2013-11-06から1日間の記事一覧

大江健三郎『晩年様式集』

大江健三郎『晩年様式集』 この大江氏の小説の最後に「形見の歌」があり、感動させられた。70歳のとき初孫をみて「この子の生きてゆく歳月は、その苛酷さにおいて 私の七十年を超えるだろう」で始まり、「否定性の確立とは、なまなかの希望に対してはもと…