2013-02-03から1日間の記事一覧

『明石海人歌集』

村井紀編『明石海人歌集』「人の世の涯とおもふ昼ふかき癩者の島にもの音絶えぬ」 ハンセン病で37歳の生涯を隔離された岡山の療養所で終えた明石海人の歌は、正岡子規とともに「病者の光学」に満ちた和歌の傑作が多くある。 「いつかもう人間ならぬ我にな…