2012-03-02から1日間の記事一覧

お山慶太『寺田寅彦』

小山慶太『寺田寅彦』 東日本大震災以後、20世紀始めの文人・物理学者寺田寅彦の本が読まれている。専門の学術論文約260編とそれに匹敵する数のエッセイは、漱石門下だったとはいえ近代日本が産んだ随筆家として輝く。1915年には「地球物理学」を出…