2011-08-17から1日間の記事一覧

シュニッツラー『花・死人に口なし』

シュニッツラー『花・死人に口なし』 19−20世紀ウィーンの作家シュニッツラーは愛と死を描いた情緒作家だといわれる。むかし「輪舞」という映画も見た記憶がある。この短編集を読んで、短編の名手だと思った。確かにここに収められた9編の小説には「死…