2011-07-05から1日間の記事一覧

兵藤裕己『王権と物語』

兵藤裕己『王権と物語』 この本の冒頭「物は霊であること、存在は物=霊であることで存在たりえたのが、私たちの古代世界である」と書き出している。物語が物=霊を憑依した漂泊芸能民による穢れを祓い、浄化する語りが、王権に取り込まれ、文字化しテクスト…