2011-01-16から1日間の記事一覧

プラトン『パイドロス』

プラトン『パイドロス』 哲学書というよりも叙情性ある幻想文学を読む感じがする。舞台もアテナイ南部を流れるイリソス川のほとり、初夏の木々の花が咲き乱れ、木々の枝では蝉が鳴く。ソクラテスは美青年パイドロスと川の水に足を浸し対話している。その話題…