2010-12-11から1日間の記事一覧

ウエルベック『素粒子』

ミシェル・ウエルベック『素粒子』フランスの現代小説だ。面白い。現代西欧社会が自由、解放の考えで個人の欲望を煽り立て、そこに欲望の格差が生じる。セックスという快楽主義の欲望をもとにエロスの格差が空虚さを生み出し、生殖と性的快楽が分かれ、家族…