2012-09-23から1日間の記事一覧

クンデラ『笑いと忘却の書』

「ミラン・クンデラを読む①」 『笑いと忘却の書』 20世紀チェコの小説家クンデラのこの小説には、哀感ある笑いがある。クンデラはこの小説のなかで、物事の秩序のなかに与えられていた場所を突然奪われると「笑い」を引き起こすという。そう思われていたこ…